温泉ペンギンのお話 ~第1幕が完結しちゃった?っていうか幕とかあったんだ?編~
2006年 11月 28日
~語られた真実~
「あの日も私は、空を飛ぶ練習をしていました。そしてその日なかなか飛ぶことができず岩陰で休んでいました。そんな時…」
ワズは、そのときの出来事を心の中に描き始めた。
ボロボロになって休んでいるワズの所へ岩陰からゆっくりと歩み寄った男。ワズはその存在に気づかない。男は静かにワズに近寄り、口を開いた。
「ヘイユー、ソラヲトボウトシテイルノデスカー?ワタシノテニカカレバアットイウマ、イマスグシュジュツスレバスグニトベマース。セイコウリツハ40%ヒヨウハタッタノ10000エンデース。イカガデスカ?」
その片言の日本語を聞いてワズは謎の男に気がついた。
「えっ?誰?手術?!」ワズはわけがわからぬまま聞きなおした。
「ドウデスカー?」謎の男は繰り返した。
「なんだか怪しいけど、空が飛べるの?成功率40%って結構危ない気もするけど…けど空を飛べるなら!!やってください!!」
「デハソコデヨコニナッテクダサイ。シュジュツヲハジメマショウ。」謎の男はニヤリと笑い、怪しげな道具を準備し始めた。
「ここで?えっ?はぃ、わかりました。」ワズは素直にその場に横になった。
「デハイキマス…」謎の男がそう言った瞬間、ピュゴーン!!という音が響き渡りワズは気絶した。
「シュジュツハセイコウデース。」そういって男は再びニヤリと笑い。ワズの財布から10000円を抜き取り、代わりに名刺らしき物を入れて立ち去った。
数時間後…ワズは目を覚ました。
「う~ん、アレなんでこんな所で寝てるんだろ…そうか、ボクは手術を受けて!!けど、見た感じどこか変わった様子はないな。でもなんだか体が軽いや♪」
ピコーン。【ミートが上がった。パワーが上がった。走力が上がった。肩力が上がった。守備力が上がった。肩の爆弾が直った。ケガしにくい体になった。センス○がついた。】
「なんだか、今日は飛べそうだなー、ちょっと飛んでみるか。」
そういってワズはいつもの岩に登り、いつものように飛んでみた。
「と…飛んでる?私が飛んでる!!凄い!!やっと、空を飛べたよ!!なんだか、頭の上でヘリコプターが飛ぶ時みたいな音がしてるけど、今日は飛べたよ!!ついにやったよ封雷!!今見せに行くからねー!!」
そうしてワズは、封雷を追いかける旅に出たのだ。
「…っと言う話なんだよー、理解してくれたー封さん?」
封雷はどこをどう突っ込むべきか迷いながら口を開く。
「…大体話の流れは分かった。けど変わった様子ないってナニ!?別人じゃん!!っていうか頭の上のプロペラ最初に気づけよ!!しかもさっき会ったとき変な名前名乗ったよな?あれは一体ナニ?!それになんで微妙に能力上がってんの!!っていうかアンタ誰に改造された?!」
普段はクールな封雷も、さすがにここまで来ると物凄い勢いで突っ込むしかなかった。
「意外と体の変化って自分ではなかなか気づかないもんだよ~来る途中に鏡見て気がついたんだけどねっ!!さっき変な名前名乗ったって?それも来る途中に考えた、カッコいいからねっ(+・`ω・´)b私を生まれ変わらせてくれた人は、名前名乗らなかったけど名刺を残して行ったよ、私ペンギンだから字読めないんだけどねっ!」
そう言ってワズは名刺を封雷に手渡した。封雷は名刺に書いてある文字を読み取り、もう突っ込む事はしなかった。
『ダイジョウ○博士…』
第1幕-完-
メタル化されたワズの過去にあった真実。
ワズを改造した謎の博士。
生まれ変わったと喜ぶワズと、それを受け入れられない封雷。
揺らぐ友情の絆。乱れる心。
この先、封雷とワズのもとへと襲い掛かる運命のイタズラ。
ぁ~不思議な世界。不思議な出会い。
2人の旅は、まだまだ続く…。
「あの日も私は、空を飛ぶ練習をしていました。そしてその日なかなか飛ぶことができず岩陰で休んでいました。そんな時…」
ワズは、そのときの出来事を心の中に描き始めた。
ボロボロになって休んでいるワズの所へ岩陰からゆっくりと歩み寄った男。ワズはその存在に気づかない。男は静かにワズに近寄り、口を開いた。
「ヘイユー、ソラヲトボウトシテイルノデスカー?ワタシノテニカカレバアットイウマ、イマスグシュジュツスレバスグニトベマース。セイコウリツハ40%ヒヨウハタッタノ10000エンデース。イカガデスカ?」
その片言の日本語を聞いてワズは謎の男に気がついた。
「えっ?誰?手術?!」ワズはわけがわからぬまま聞きなおした。
「ドウデスカー?」謎の男は繰り返した。
「なんだか怪しいけど、空が飛べるの?成功率40%って結構危ない気もするけど…けど空を飛べるなら!!やってください!!」
「デハソコデヨコニナッテクダサイ。シュジュツヲハジメマショウ。」謎の男はニヤリと笑い、怪しげな道具を準備し始めた。
「ここで?えっ?はぃ、わかりました。」ワズは素直にその場に横になった。
「デハイキマス…」謎の男がそう言った瞬間、ピュゴーン!!という音が響き渡りワズは気絶した。
「シュジュツハセイコウデース。」そういって男は再びニヤリと笑い。ワズの財布から10000円を抜き取り、代わりに名刺らしき物を入れて立ち去った。
数時間後…ワズは目を覚ました。
「う~ん、アレなんでこんな所で寝てるんだろ…そうか、ボクは手術を受けて!!けど、見た感じどこか変わった様子はないな。でもなんだか体が軽いや♪」
ピコーン。【ミートが上がった。パワーが上がった。走力が上がった。肩力が上がった。守備力が上がった。肩の爆弾が直った。ケガしにくい体になった。センス○がついた。】
「なんだか、今日は飛べそうだなー、ちょっと飛んでみるか。」
そういってワズはいつもの岩に登り、いつものように飛んでみた。
「と…飛んでる?私が飛んでる!!凄い!!やっと、空を飛べたよ!!なんだか、頭の上でヘリコプターが飛ぶ時みたいな音がしてるけど、今日は飛べたよ!!ついにやったよ封雷!!今見せに行くからねー!!」
そうしてワズは、封雷を追いかける旅に出たのだ。
「…っと言う話なんだよー、理解してくれたー封さん?」
封雷はどこをどう突っ込むべきか迷いながら口を開く。
「…大体話の流れは分かった。けど変わった様子ないってナニ!?別人じゃん!!っていうか頭の上のプロペラ最初に気づけよ!!しかもさっき会ったとき変な名前名乗ったよな?あれは一体ナニ?!それになんで微妙に能力上がってんの!!っていうかアンタ誰に改造された?!」
普段はクールな封雷も、さすがにここまで来ると物凄い勢いで突っ込むしかなかった。
「意外と体の変化って自分ではなかなか気づかないもんだよ~来る途中に鏡見て気がついたんだけどねっ!!さっき変な名前名乗ったって?それも来る途中に考えた、カッコいいからねっ(+・`ω・´)b私を生まれ変わらせてくれた人は、名前名乗らなかったけど名刺を残して行ったよ、私ペンギンだから字読めないんだけどねっ!」
そう言ってワズは名刺を封雷に手渡した。封雷は名刺に書いてある文字を読み取り、もう突っ込む事はしなかった。
『ダイジョウ○博士…』
第1幕-完-
メタル化されたワズの過去にあった真実。
ワズを改造した謎の博士。
生まれ変わったと喜ぶワズと、それを受け入れられない封雷。
揺らぐ友情の絆。乱れる心。
この先、封雷とワズのもとへと襲い掛かる運命のイタズラ。
ぁ~不思議な世界。不思議な出会い。
2人の旅は、まだまだ続く…。
by hu-san-hu-san
| 2006-11-28 21:59
| 今日の出来事